美容整形クリニック選びでは、日本のクリニックだけでなく海外に行って施術を受けるという選択肢もありますが、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
日本のクリニック
日本で美容整形を利用する場合には、カウンセリングで気軽に疑問点などを質問したり意思疎通ができるのです。
基本的には免許を持つ医師が施術を行っていますし、衛生面や技術面で安心できるという事です。
医師によって得意分野が異なりますし、失敗するリスクもゼロではないので、医師選びをきちんと行う必要がありますよ。
旅行しながら施術?
美容整形を受けるためだけに海外に渡航するという人もいますが、近年では美容整形ツアーなるものが開催されて、海外旅行を楽しみながら美容整形もできるという一石二鳥なプランが人気になっています。
近場なら費用も安くて済むと言われていたり、ダウンタイム中に観光もできるという事ですが、もちろんデメリットも存在しているのです。
メリットとデメリット
日本で施術するより費用が安い
クリニックが多くて日本よりも敷居が低い
様々なメディカルツーリズムのプランがある
海外で名の知れた医師の施術を受けられる
整形ついでに観光も楽しめる
日本では行っていない施術を受ける事ができる
意思疎通が難しいため、希望の仕上がりを伝えづらい
術後のアフターケアを受けるのが難しい
失敗したら泣き寝入りになる可能性がある
クリニックや医師についての情報収集が難しい
無免許の医師が施術を行う可能性もある
安価な場合、良いサービスは期待できない
海外での注意点
自分と医師の美的感覚が異なるだけでなく、日本と海外との美の感覚や美意識・価値観や基準が異なっているので、国ごとの整形の特徴なども知っておく必要があります。
言葉の問題として、翻訳できる人がいたとしても医療に詳しくない人が翻訳を行っている場合も考えられるので、自分の希望を伝えるのが難しい可能性も考えられるそうです。
海外の医師が患者に対して施術を受けない方が良いと感じたとしても、患者にそれを伝えてくれるとは限らないのです。
施術代金自体は安価かもしれませんが、渡航費用や宿泊費などを合わせると高額になる事が考えられるので、総額をきちんと把握しておきましょう。
美容整形の施術は希望の仕上がりが手に入るとは限りませんし、成功も失敗もあり得るのです。
整形前後で顔が違いすぎたために、帰国する際に入国できないケースがあったのだそうです。
日本では整形だと分からないようなナチュラルな仕上がりが好まれていますが、海外では整形がすぐバレるような仕上がりが多いとの事です。
どうしても海外で施術を受けたいと考えているなら、施術だけでなく術後のアフターケアの事などについても調べておく必要がありますよ。
海外でアフターケアできたとしても処置が不十分な可能性が考えられるとの事ですし、海外での整形は問題発生率が高くて施術事故ケースも報告されているので、リスクがあるという事を理解しておきましょう。
大切な事
整形をしても、その仕上がりに納得できるかは自分次第ですから、値段だけで判断せずに、自分の希望を叶えられる美容整形のクリニックを選ぶと良いでしょう。
美容整形を考えているなら、安心して施術を任せられる医師の施術を利用して、自分自身を磨き上げましょう。
美容整形を利用するなら、とにかく事前にきちんと調べておくようにしましょう。