妊娠中や授乳中だけど、時間に余裕があるから美容整形を利用したいと考えた事のある方もいるのではないでしょうか?
美容整形は妊婦さんや授乳中の女性は利用する事ができるのでしょうか?
妊娠中は整形NG?
クリニックによって多少の差があるかもしれませんが、基本的には妊娠の時期によっては美容整形の施術を断られるのだそうです。
メスを使用する大規模な手術だけでなく、お手軽に利用できる美容整形の施術など全ての利用が難しいと言われています。
また、妊娠中に不要な医療行為を行う事は医療の原則に反すると言われていますし、リスクも考えられるという事です。
体の負担が少ない施術だとしても、妊婦さんの体に負担がかかるという事は胎児への影響も考えられるので、妊娠中に緊急性のない美容整形の手術は避ける方が良いそうです。
もし美容整形の施術を受けたいのであれば、産後落ち着いてから利用すると良いでしょう。
授乳中の整形は
美容整形は健康的な人が利用できる美容医療なので、デリケートな状態である妊娠中や授乳中はあまり施術をオススメできないとの事ですが、産後に体調が安定している人なら授乳中でも利用できる施術はあるのだそうです。
施術によっては注意が必要ですし、できない施術もあるとの事ですから医師としっかり話し合いましょう。
医師と相談して、母乳に影響を与えない安全な内服薬を処方してもらうと良いでしょう。
気をつけるべき薬剤
妊娠の時期によってリスクが異なるとの事ですが、赤ちゃんへの影響が心配な方は、麻酔を使用する重要度の低い美容整形の施術は避ける方が良いそうです。
授乳中なら基本的に母乳への影響はないと言われていますが、心配な方は事前に医師と相談しておきましょう。
アレルギーを引き起こす可能性は低い薬剤だとしても影響がないとは言い切れないため、妊娠の時期によっては美容注射の施術を断られるのだそうです。
母乳へ影響があると思われる薬剤はありますが、施術前に医師に確認しておくと良いでしょう。
抗生剤
術後に貰う鎮痛剤や抗生剤などの内服薬は、母体にも赤ちゃんにも影響のない安全な物を貰うようにしましょう。
薬の影響が気になるようであれば、薬を服用した日の授乳は控えると良いでしょう。
胸の手術
胸を大きくする豊胸手術には幾つか種類があり、手術が母乳への影響がないと謳っているクリニックもありますが、乳腺などを傷つけないためには医師の技術が関係していますので腕の良い医師を探す事が大切ですよ。
ヒアルロン酸の注入は、術後に妊娠や授乳する事になったとしても基本的には問題ないと言われていますが、乳腺炎になるリスクはありますので授乳中の豊胸手術はあまりオススメはできません。
まとめ
手術によってお子さんの体にも影響が出る可能性は否定できないと言われていますし、重大な医療事故に繋がりかねないとの事ですから、母体と赤ちゃんの安全のためにもリスクのある美容整形の手術は避けると良いでしょう。
カウンセリングでも必ず、妊娠中または授乳中である事を医師に伝えた上で、安心して美容整形の施術が受けられるように話し合う事が大切なのです。
多少でも心配があるのであれば、妊娠中や授乳中の美容整形の利用はしない方が良いでしょう。