瞼の眼瞼下垂は専門の病院で診てもらう必要がありますので、症状でお悩みなら医師に相談しましょう。
眼瞼下垂って何?
瞼を引き上げる挙筋の働きに異常がある状態で、先天的なものと後天的なものがあるそうです。
先天的な場合には眼瞼挙筋の形成不全が考えられるとの事ですが、加齢や眼科手術などの後天的な原因もあるのです。
近年では、額へのボトックス注射や若い人がコンタクトレンズを着用して眼瞼下垂になったという事例も報告されているとの事です。
眼瞼下垂の症状
文字通り瞼が下がってくるという症状であり、それによって視野が狭まったり見えづらくなる事が考えられるのです。
眼瞼下垂になると、左右の目の開き方に違いが出たり、眠そうな表情に見えたり、顔の角度を変えないと見えづらいという場合もあるのだそうです。
この症状によって自動車運転などの日常生活にも支障をきたしてしまうのです。
どこに受診すればいい?
クリニックにも色々な診療科がありますが、眼瞼下垂になってしまったら眼科でも美容外科でも受診する事ができるそうですよ。
しかし、クリニックによって施術の内容や方法は異なっているため、事前にきちんと調べたりカウンセリングで相談してから手術を受けるのがオススメです。
目はとてもデリケートな部分ですから、施術実績の豊富な医師とか腕の良い医師を選ぶ事が大切なのです。
美容外科の場合、瞼周辺の仕上がりについて要望を伝える事ができると言われていますし、保険診療適用のクリニックもあるのだそうです。
どんな手術をする?
筋膜移植法
埋没法
切開法
挙筋短縮法
クリニックや症状の程度よって違いがあります。
挙筋前転法
眼瞼挙筋の機能がある場合にこの方法が行われ、傷が目立ちにくい部分を切開して糸を使って再固定する事によって瞼を開く力を改善するのだそうです。
切開する範囲によってダウンタイムが異なっていますよ。
筋膜移植法
眼瞼挙筋の機能が残っていないなら移植法になり、別の部位の筋膜を移植したり、前頭筋の筋肉の力を利用して瞼を開けやすくするのです。
人体や脂肪が目を開けるのに邪魔だった場合には、それらも切除する事があるのだそうです。
埋没法
二重瞼の施術などでも使われている方法で、メスを使わずに医療用の糸を使って瞼を引き上げるのです。
患者さんの希望に合わせて瞼のラインや開き具合を調整する事ができますし、その仕上がりの満足度も高いと言われていますよ。
プチ整形と同じように術後のダウンタイムが短いとの事ですが、術後に糸が外れてしまったり瞼が元の状態に戻ってしまった場合には再び手術を受ける必要があるのです。
切らないので基本的には痛みや腫れも少ないのだそうです。
切開法
眼科や美容外科でも受ける事ができるとの事ですが、機能回復の目的で行われる手術なのだそうです。
目は他人からも見られる部位ですから、その仕上がりも重要ですし、これらの手術を行う事によって目を大きく見せる事もできるのだそうです。
放っておくと
軽度の場合には問題無いと言われていますが、眼瞼下垂になると目の筋肉だけでなく頬の筋肉も使って目を無理やり開けようとする動作によって、額のシワの原因になると言われているため早期の治療がオススメだという事です。
目の酷使により首コリや肩コリなどの症状が出る事も考えられますよ。