美容整形で他の人の口コミや評価を参考にしようと考えた事のある方もいるかもしれませんが、インターネットには不確かな情報も紛れ込んでいるので、クリニックを調べる際には注意が必要ですよ。
美容整形の人気とともにトラブルの件数も年々上昇しているのだそうですから、こんな広告には注意しましょう。
Contents
禁止されている広告表現
美容整形クリニックによる嘘ばかりの広告が多かったため、今では色々な広告規制が行われるようになりました。
宣伝を見た人とクリニックの間でトラブルに発展するケースも多いので、規制されるようになったのだそうです。
問題の表現と規制
誇大広告
虚偽広告
比較優良広告
体験談
中には、金銭を受け取ってSNSでステマや宣伝を行っている場合もあるのだそうです。
規制されて、例え内容が真実だったとしても治療の効果に関する体験談は掲載が禁止になりました。
ビフォーアフターの広告
よくインターネットで施術前と施術後を比較したモニター写真が掲載されているのを見て参考にした事のある方もいるかもしれません。
写真を見た方がクリニック選びの参考にもなりますし、施術の内容が分かりやすいのですが、悪質なクリニックだとビフォーをわざと悪く見せているというケースもあるのだそうです。
施術前後の写真で過剰な落差を見せて、私もこのくらい変われると思い込ませるという事です。
今でもビフォーアフターの写真を掲載しているクリニックはありますが、メイクや加工などが露骨に過剰な写真は減ったと言われていますよ。
もしビフォーアフター写真全般の掲載が禁止されてしまったら、患者側にもデメリットが大きくなり、医師選びがさらに難しくなると危惧されています。
手術代金のトラブル
ホームページなどに記載されていた安い治療費を参考にいてクリニックを利用したけど、実際には総額数十万以上の金額を請求されてしまったというケースもあったという事です。
派手な広告を出していたり、実際に行ってみたら高額なオプションを勧められたというケースもありますから気をつけましょう。
キャンペーン広告を記載する事も禁止されるようになり、「今だけ!キャンペーンで安くなる」など品位を損ねる内容や費用を強調した広告も注意しましょう。
治療にかかった高額料金を返金してもらいたい場合には、消費者センターや法律の専門家に相談する事になるのだそうです。
こんな広告には注意しよう
記載されている金額が不明瞭だったり、有名人も利用しているという広告には注意が必要ですよ。
痛みなどには個人差があるため、完全無痛と謳っているクリニックもあまり信用できないと言えそうです。
また美容整形の施術は半永久的な物や一時的な物ですから、永久保証と書かれているクリニックにも気をつけましょう。
施術やアフターフォローの内容に関する説明が不十分だったり、説明が具体的に書かれていない場合も、後でトラブルに発展する事が多いのです。
まとめ
今年、通告された問題のあるサイトは500件以上も報告されているとの事ですから、情報をよく見極めて利用するクリニックを選び、気になる事はカウンセリングで聞いてみましょう。
結果には個人差があるという事をよく理解した上で、自分に合う施術方法を医師と一緒に相談すると良いでしょう。